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アカウミガメ
他のウミガメの仲間に比べ、体に対して頭が大きいのが特徴で、英名では頭の大きいカメという意味の名前が付けられています。日本では福島県以南の太平洋沿岸、能登半島以南の日本海沿岸の砂浜へ産卵に来ることで有名です。4月〜8月の夜中に砂浜へ上陸し、一回に約100個の卵を産卵します。名古屋港水族館では、屋内の繁殖施設で13年連続して産卵しています。水族館の1頭の親は1産卵期に1〜5回産卵し、産む卵の総数は多い個体で500個を越えることもあります。水族館では、市場から入荷した貝,アジ,イカ,エビなどにビタミン剤やカルシウムなどを添加して与えています。自然の海では、生きた貝,カニ,エビなどを主に食べており、すばしこく泳ぎ回る魚類などはなかなか捕まえられずめったに食べられないようです。アカウミガメの嘴は非常に頑丈で、サザエなどの堅い貝殻も噛み砕いてしまうほどの力もあります。
タイマイ
ウミガメ回遊水槽で他のウミガメと一緒に飼育されていますが、やや小型であること、背中側の甲羅が屋根瓦を重ねたように見えること、甲羅の縁がギザギザになっていることなどから他のウミガメと区別することができます。また英名のHawksbill turtle(ホークスビル タートル)は、タイマイの口が鳥のタカ(ホーク)のクチバシ(ビル)の様に尖っている事に由来するのですが、それからも他のウミガメと区別することができます。ウミガメの仲間では最も熱帯性であり世界の熱帯・亜熱帯の海に広く分布し、その地域で産卵をしています。日本でも少数ですが、南西諸島での産卵が知られています。飼育下では何でも食べますが、自然ではサンゴ礁に生育するカイメンの仲間を主に食べています。背中の甲羅はべっ甲細工の原料として古来より珍重されてきました。名古屋港水族館では、屋内施設としては世界で初めて1998年に産卵・ふ化に成功しました。今後も産卵が期待されます。
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